ゆるり 読書感想ブログ

主に読んだ本の感想を書いています。

ハイパフォーマー思考 高い成果を出し続ける人に共通する7つの思考・行動様式 増子 裕介、増村 岳史

今日は1日の活動時間の大半を手術室で終え

ました。

2人目出産するまでは腹腔鏡手術にも興味が

あったのですが、今はめっきりなくなって

しまいました。

 

どんな人生を送りたいか、と思ったときに私は

手術室で長時間過ごす人生は送りたくないな

と思ってしまいました。

 

少し手が動いただけで大量出血するとか合併症が

起きたりとか、リスクがありすぎるなと。

合併症なく手術ができて当たり前であることを

期待され、経過が悪かったら責められるとか。

 

症例によって脂肪が多くて視野がとれないとか

癒着が強いとか、臓器の形態異常や血管の走行が

イレギュラーだとか、難易度が全然異なるし。

 

上手に手術ができるようになるためには、練習に

大量の時間を割く必要があるし、経験症例も

たくさん必要だし。

年齢を重ねると目が見えにくくなるし、体力的に

もきつくなるし。

 

もちろん手術が上手な人はすごいなと尊敬して

いますし、そういう先生方がいるから救われる

患者さんがたくさんいることは理解しています。

 

ただ、特に器用でも要領が良いわけでもない

私にとってはタイムパフォーマンスが悪すぎるし

リスクが大きい割に得られるリターンが少ないと

感じました。

 

樺沢さんや勝間さんのような生き方があることを

知った今となっては、私には従来の医師の働き方

にはあまり魅力を感じなくなりました。

 

愚痴というか私の気付きなのですが、長くなって

すみません。

 

さて、以前Kindleで読んだ本です。

この本のポイントは

変化が激しく複雑で不確実性が高い環境では、

常に自分自身をアップデートしていかねば

ならない

だと思いました。

 

「なるほど〜!」と思ったのは以下の3点です。

1.時代によって、「仕事ができること」と

「優秀」の定義は変わる

2.スキルは陳腐化するが、思考・行動様式は

陳腐化しない

3.変化に対応し変容するためには、知的体力

(正解がない問題をさまざまな角度から掘り下げ

思考し行動する力)のアップデートが何よりも重要

 

とにかく人間にしかできないことを継続して

行けるように、日々アップデートすることが

大事なのだそうです。

毎日少しずつでも成長するぞー!

 

増子さん、増村さん、ありがとうございました!